平田徹監督就任3年目の変化とこれからを

第99回全国高校野球選手権大会の4日目、1回戦屈指の好カードと言われた横浜高校(神奈川)と秀岳館高校(熊本)の試合は、6対4で秀岳館勝利に終わった。敗れた横浜は、2回戦で敗退した昨年同様、甲子園の大舞台で思うような結果を残すことはできなかった。激戦区神奈川を勝ち抜いても、常に「甲子園での結果」を求められる横浜高校のジレンマ。横浜は弱くなったのか? 平田徹監督就任3年目の変化とこれからを、神奈川の高校野球を長く取材し、『高校野球 神奈川を戦う監督たち』などの著作のあるスポーツライター大利実氏に寄稿いただいた。(文=大利実)

http://lets-robot.com/userinfo.php?uid=8707 http://www.ft86-life.com/userinfo.php?uid=415春夏全国制覇5度の名門・横浜高校(神奈川)。渡辺元智監督と小倉清一郎コーチの最強タッグで、常勝軍団を築き上げた。
今の横浜に、この2人はいない。名参謀・小倉コーチは2014年夏に退任、渡辺監督は2015年夏の大会を最後に勇退した。名将のあとを継いだのが、横浜のOBで、2人の教え子でもある平田徹監督だ。今年で34歳。国際武道大を卒業したあと、2006年からコーチ、2010年から部長として経験を重ねていた。

http://garou.net/userinfo.php?uid=422 http://vururu.jp/profile/14622/